【ドッグフードのおすすめは?】安全・安心で比較!犬の餌ランキング

ドッグフードおすすめランキング

ワンちゃんにとって毎日の主な食事であるドッグフードは、安全かつ安心できるものを選んで、少しでも愛犬の健康を守りたいのが飼い主さん心だと思います。

しかし、一般的に売られているドッグフードは店頭やネットなどでさまざまな種類や品質、価格のものが溢れており、どれを選んで良いのか分からないと悩んでしまう方も多いかと思います。

そこで、安全でありながらお求めやすいものでおすすめランキングを作成してみました。ぜひ、愛犬に合うドッグフードをお探しの方は参考にしてみてください。

モグワン

モグワンドッグフードの特徴は、犬の健康に悪影響な人工添加物が一切含まれず、人間の食品と同等基準で管理されたこだわりの原材料を使用していること。またペット先進国イギリスで高評価のペットフード専門工場で品質管理が徹底していることになります。

さらに、犬が食物アレルギーを起こしやすい食材(小麦・牛肉・大豆・トウモロコシ・乳製品)を一切使用せず、グレインフリー(穀物類の完全不使用)な点も特徴に挙げられます。

またモグワンは、人工添加物の不使用かつグルテンフリーでなど高品質、安全性も高いドッグフードでありながら、100g当たり約220円(通常価格)と今回紹介するドッグフードの中でも一番お求めやすい価格で、コストパフォーマンスは高く評価できます。

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レティシアン公式:https://www.mogwandogfood.co.jp/

このこのごはん

このこのごはんは、小型犬の健康維持に特化したドッグフードで、食いつきも良いことで人気を集めています。

このこのごはんの特徴としては、小型犬の健康維持をサポートするため、人工添加物が不使用な安全かつ自然由来の食材をバランス良く含んでいることが挙げられます。

例えば、室内飼育の小型犬で気になるニオイに対しては、ワンちゃんの胃腸に優しい「お米由来の乳酸菌」を配合し、特に目元の清潔保持のために食物繊維やカリウム等を含む食材を使用しています。

また美しい毛並みの保持に必要な食材として「高たんぱく質な生肉の鶏ささみと鹿肉」たんぱく質の分解を助ける目的に「青パパイヤ」が使われています。

さらに、小型犬に特化したドッグフードだけあって、一般的なドッグフードの粒の大きさ直径10㎜に比べて、小ぶりな直径7~8㎜で小型犬仕様となっていることも魅力の一つといえます。

またこのこのごはんは、人工添加物無添加で国産食材を使用していることから価格は100g当たり約385円(通常価格)と一般的なドッグフードより少し高めです。そのため、コストパフォーマンスはあまり良いとはいえません。

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公式サイト:https://shop.konokototomoni.com/

うまかドッグフード

うまかは、博多水炊きの名店が着色料・保存料・オイルコーティングといった犬に悪影響を与えるものを一切使用していません。また人間でも食べられる食材、特に自社で飼育から調理を行った銘柄鶏100%を原材料に使うなど、安全と品質にこだわったドッグフードです。

他のドッグフードとの最大の違いは「あえてグレインフリー(穀物類不使用)ではなく、必要な雑穀が厳選配合されている」ことになります。

そのため、アレルギー体質の愛犬に与える場合には注意しながら与えるか、そもそも他のドッグフードを検討することが最適だと思います。

さらに、うまかは全犬種・全年齢オールステージに対応する総合栄養食であり、こだわりの原材料を使用していることから、価格は100g当たり約365円(通常価格)と一般的なドッグフードよりやや高めで、コストパフォーマンスはあまり良いとはいえません。

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公式サイト:https://hana.inuneko-sukoyaka.jp/

カナガン

カナガンは、一般的にモグワンと似ていることが挙げられるドッグフードです。そのように感じることは当然で、モグワンの製造とカナガンの開発・製造・販売は同じイギリス企業のカナガンドッグフードが作っているからです。

そのため、カナガンはモグワンとは原材料や含まれる栄養素が多少違うものの、安全性と品質が高いドッグフードになります。

また価格は100g当たり約235円(通常価格)で、モグワンとほぼ同価格帯でコストパフォーマンス面は高評価です。

ただし、内容量が1袋1.8kgのモグワンよりやや多めの1袋2kgとなっているため、愛犬が合わない場合や飽きてしまって食べない場合には、コストパフォーマンスは悪くなる可能性があります。

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公式サイト:https://www.canagandogfood.co.jp/

ナチュロル

ナチュロルは子犬からシニア犬まで全犬種を対象にした総合栄養食のドッグフードで、人間の食品基準で管理された国産原材料を使用し、人工添加物が不使用のため、安心して愛犬に与えることができます。

ナチュロルの最大の特徴として、世界で初めて安定・持続性のビタミンCを配合し、免疫力や内臓機能を正常に保つなどの効果があることです。

また価格は100当たり約388円(通常価格)と今回紹介した5種類のドッグフード中では高く、コストパフォーマンスはあまり良いとはいえません。

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公式サイト:https://reason-why.jp/

おすすめされているドッグフードを比較

愛犬に合うドッグフードを見つけようと、ネットで検索すると、人気やおすすめのドッグフードランキングから商品の口コミまでさまざまな情報が表示されることが多いかと思います。

しかし、飼い主さんからすると「何を基準に選ぶのが良いのか分からない」というのが正直な気持ちではないでしょうか?

そこで、前述した「ドッグフードおすすめランキング」で紹介した5つのドッグフードを自社で具体的な独自基準をもとに審査してみました。

ドッグフードの安全性について

当サイトではドッグフードの安全性を「獣医師が推奨する割合」をもって評価しています。

・獣医師によって推奨されているか

・どれほどの獣医師が推奨しているか

を基準にドッグフードの安全性を調査しました。

今回おすすめした5種類のドッグフードは結果が以下のようになりました。

商品名 獣医師が推奨する割合
モグワン 84%
このこのごはん 記載なし
うまか 記載なし
カナガン 81%
ナチュロル 記載なし

〈ドッグフードの獣医師推奨割合〉
・モグワンは獣医師の84%が推奨している
・このこのごはんは獣医師の推奨割合の記載はないが、獣医師が推奨する意見の記載はある
・うまかは獣医師の推奨割合の記載はないが、獣医師が推奨する意見の記載はある
・カナガンは獣医師の81%が推奨している
・ナチュロルは獣医師の推奨割合の記載はないが、獣医師が推奨する意見の記載はある

そのため、ドッグフードの獣医師推奨割合が84%と高いモグワンが獣医師から評価が高いことになり、おすすめになります。

ドッグフードの原材料

グレインフリー 添加物不使用
モグワン
このこのごはん
うまか
カナガン
ナチュロル

ドッグフードを選ぶ際には、ドッグフードにどのような原材料が使われているのか確認することをおすすめします。そのため、具体的には以下の2点を確認するとよいです。

〈ドッグフードに含まれる原材料のチェックポイント〉
1.グルレインフリーかどうか

もともと肉食である犬にとって穀物類の消化は体に負荷がかかります。また食物アレルギーも起こしやすいです。そのため、穀物類の不使用であるグルレインフリーがおすすめです。

2.人工添加物は無添加であるか

一般的に人工添加物は、ドッグフードの香りや色味を良くして、保存期間を伸ばす効果があるものの、犬に体には悪影響なものです。

そのため、できるだけ人工添加物が含まれるドッグフードは避けることが望ましいです。

気になるドッグフードを見つけたら、以下にあげる特に注意してほしい人工添加物が含まれていないか確認してください。

〈特に注意してほしい人工添加物〉
・着色料として使用される人工添加物「タール色素」「二酸化チタン」
・香料・保存料として使用される人工添加物「安息香酸」「安息香酸ナトリウム」「ソルビン酸」「デヒドロ酢酸ナトリウム」
・保存料の酸化防止剤になる「BHA」「BHT」「アスコルビン酸ナトリウム」

ちなみに、モグワンドッグフードなら安心・安全な原材料を使用し、犬の体に悪影響を与える人工添加物は一切不使用でおすすめです。

ドッグフードの食いつきの期待度

せっかく愛犬に合ったドッグフードを選ぶなら、ドッグフードの食いつきの期待度にも注目して選ぶことをおすすめします。

自社で独自にドッグフードの食いつき度合と原材料や成分などの情報を精査した結果「チキンの比率が高い」「油脂が肉や魚などの食材由来である」「ユーザー評価が高い」という条件がワンちゃんのドッグフードの食いつきの期待度が高いといえます。

以下におすすめの5種類のドッグフードで3条件についての情報をまとめました。

チキンの割合 油脂 ユーザー評価
モグワン 56% 94%
このこのごはん 記載なし 98.5%
うまか 記載なし 94%
カナガン 54% 記載なし
ナチュロル 記載なし 96.7%

〈モグワン〉
・チキンが原材料に含まれる割合は56%
・油脂にはココナッツオイルとサーモンオイルといった食材由来のものが使用されている。
・ユーザー評価94%

〈このこのごはん〉
・チキンは原材料に含まれているが、割合は不明
・油脂の使用はなし(オイルコーティングなし)
・ユーザー評価は98.5%

〈うまか〉
・チキンが原材料に含まれる割合は100%
・油脂の使用なし(オイルコーティングなし)
・ユーザー評価は94%

〈カナガン〉
・チキンが原材料に含まれる割合54%
・油脂の使用なし(オイルコーティングなし)
・ユーザー評価の記載がない

〈ナチュロル〉
・チキンは原材料に含まれているが、割合は不明
・油脂の使用なし(オイルコーティングなし)
・ユーザー評価は96.7%

この結果からは、食いつきが期待できる3条件をバランス良くクリアしているのは唯一「モグワン」になりました。

ドッグフードの価格の手頃さ・コスパ

愛犬の毎日の食事であるドッグフードを選ぶ際に、価格やコストパフォーマンスを飼い主さんが気にすることは当然だと思います。

今回おすすめした5種類のドッグフードの内容量と100g当たりの価格をまとめると、以下になります。ちなみに100g当たりの価格はネット購入時の特典割引はなしの通常価格から算出しています。

100gあたりの価格
モグワン 220円
このこのごはん 385円
うまか 365円
カナガン 218円
ナチュロル 388円

〈ドッグフードの1袋の内容量・100g当たりの価格〉
・モグワン:1袋の内容量1.8kg、100g当たり約220円
・このこのごはん:1袋の内容量1kg、100g当たり約385円
・うまか:1袋の内容量1.5kg、100g当たり約365円
・カナガン1袋の内容量2kg、100g当たり約235円
・ナチュロル:1袋の内容量850g、100g当たり約388円

お求めやすい価格かつ食べきりやすい内容量で選ぶと「モグワン」がおすすめです。

 

 

年齢にあったドッグフードを選ぶ

犬はライフステージに合わせて必要な栄養量を摂取しなくてはなりません。ライフステージとは成長段階のことで、子犬・成犬・シニア犬の3段階ではそれぞれ必要な栄養量や栄養素が異なります。

ライフステージごとに適したドッグフードを選び、成長過程で切り替えてあげるのがよいでしょう。

ただし突然フードを替えると消化不良を起こしてしまう可能性があるので注意してください。今まで食べていたフードに新しいフードを混ぜて与えるなど、時間をかけて少しずつ慣らしていくようにしましょう。

また子犬からシニア犬まで対応した全年齢対象ドッグフードも販売されています。年齢の異なる犬を多頭飼いしている場合には、それぞれに合わせてフードを選ぶのは大変なので全年齢対象のものを選ぶという手もあります。

全年齢対象ドッグフードは、量を調整すれば何歳の犬にも与えられるというメリットがあります。

一方で年齢に合わせたドッグフードほどそれぞれの年齢ごとの栄養の必要性を考慮されてはいないというデメリットもあるので、多頭飼育などの事情がないのならライフステージによってフードを切り替えることをおすすめします。

 

 

 

体に合ったドッグフードを選ぶ

犬の体のサイズによっても適したドッグフードは異なります。

 

大型犬は大きな体を維持するためにタンパク質やカルシウムなどを、十分に摂取しなくてはなりません。また意外と消化器官が繊細なので、消化しやすいドッグフードを選んであげるとよいでしょう。

両者の中間である中型犬は、体重や運動量に合わせて必要な栄養量を見極めましょう。中型犬用のドッグフードも販売されているので、その中からタンパク質を十分に摂取できるものを選びましょう。

体のサイズが異なると、食べやすい粒の大きさやドッグフードの消費量も様々です。購入前に1粒の大きさが愛犬の口に合っているかどうか、消費期限内に食べ切れる容量の商品かどうかをよく確認してください。

 

 

 

 

 

中型犬になると1粒8~10mm程度の中粒や、上手に噛み砕けるなら10mm以上ある大粒のドッグフードでも食べられます。

大型犬は、小粒のドッグフードは食べる時にぽろぽろと口からこぼれ出てしまって逆に食べづらく感じることが多いです。ある程度1粒が大きい方がこぼさずに食べることができ、食べごたえも感じられます。

基本的には大型犬には大粒がおすすめです。ただしドッグフードを噛まずに丸呑みして食べる犬だと、大粒は喉に詰まらせるリスクがあるので安全のために小粒を与えるのがよいでしょう。

また体のサイズに関わらず、子犬やシニア犬は噛むことや消化が苦手なので小粒のものを与えるのが安全です。

小型犬でもよく噛んで食べるのが好きだという成犬には、大粒を与えても大丈夫です。愛犬が美味しく食べられることが大切なので、安全を考慮したうえで最終的には好みに合わせて選んでください。

犬の栄養摂取にはドライフードを食べるのが基本ですが、食いつきを良くするために嗜好性の高いウェットフードを活用するのも一つの手です。

ドライフードにウェットフードを混ぜると、犬が喜んで食べてくれる可能性が高まります。ウェットフードは開封後の消費期限が短いので、小分けになっているレトルトのパウチを購入してドライフードと一緒に与え、早めに使い切ってしまうのがおすすめです。

ウェットフードも愛犬の年齢に合っているか、アレルギーある食材が含まれていないか、危険な食品添加物が含まれていないかなどをしっかり確認して、安心して食べられるものを購入しましょう。

1ヶ月で食べきれるサイズ

ドッグフードを買う際は容量も愛犬に合ったものを選びましょう。

ドッグフードは一期開封すると脂肪分が空気に触れて酸化してしまいます。酸化が進むと品質が劣化するので開封後は早めに食べ切らなくてはなりません。

賞味期限を確認して購入することも大切ですが、記されている賞味期限はあくまでも開封せずに保管しておいた場合の期限です。開封後は酸化防止の側面から1カ月程度で食べ切るのが安全です。

1日に食べる量の少ない小型犬に大容量のドッグフードを買ってしまうと、結局食べ切る前に酸化して元の品質を保てなくなってしまいます。健康のためにはもったいなく感じても、品質の悪くなったものは犬に食べさせずに捨てるべきです。

餌を無駄にしないためにも、はじめから愛犬が開封後1カ月で食べ切れるサイズのドッグフードを選ぶようにしましょう。

目的に合ったドッグフードを選ぶ

ドッグフードは目的に合わせて選ぶことも大切です。ドッグフードの種類は総合栄養食、療法食、間食、その他に分類されます。

基本的には総合栄養食を与えれば必要な栄養素をバランス良く摂取できます。これといった健康上の問題がないのなら、総合栄養食を選ぶのが1番です。

しかし犬によって体質や健康上の悩みは異なります。アレルギーがある犬は、アレルギー対策のためにドッグフードの原材料に注目して選ぶ必要があります。

持病がある場合は症状に合わせた療法食で健康をサポートすることも重要です。

また健康な犬でも活動量が違えば必要な栄養量は変わってきます。愛犬の体質や生活習慣から適したものを選びましょう。

主食に加えてコミュニケーションの一環やご褒美としてフードを与えたい場合は、間食用のフードを与えましょう。

涙やけ対策のドッグフード

涙やけに悩んでいる犬は、原因次第ではドッグフードを変えてみることで改善する可能性があります。原因に応じて適したドッグフードを選んで対策しましょう。

食物アレルギーを持つ犬は、アレルギー物質が入っているドッグフードを食べていることが原因で目の炎症や目やにが発生し涙やけを起こしている場合があります。アレルギーの疑いがある食材が含まれない餌に変えてみて、涙やけが改善するかどうか確認してみましょう。

それでも改善が見られないのなら他の食材にアレルギーがあるのかもしれません。原因となる食材がわかるまで、色々なフードを試してみてください。もしくは動物病院でアレルギー検査を受けて特定するのもおすすめです。

腸内環境が悪いことも涙やけの原因になるといわれています。消化吸収を良くし腸内環境を整えるために良質なタンパク質を含み、乳酸菌やオリゴ糖、食物繊維が配合されたドッグフードを試してみてください。

犬は原料に穀物が多く含まれると消化の負担になってしまいます。穀物を含まないグレインフリーの餌に変えてみることで、消化を良くし腸内環境が整う効果が期待できます。

またドッグフードの添加物が多い場合も消化不良になり、体内に老廃物がたまって鼻涙管が詰まり涙やけが多くなってしまいます。余分な添加物を使っていない無添加のフードを与えてみましょう。

炎症を抑える働きがあるオメガ3脂肪酸が含まれるドッグフードを与えるのも涙やけ対策として有効です。

ただしオメガ3脂肪酸は酸化しやすい成分なので、開封後は新鮮なうちに食べ切らないと品質が劣化してしまいます。消費期限を過ぎたものを食べさせないように気をつけてください。

関連記事:【涙やけのドッグフード】選び方とおすすめランキング!

 

 

 

スポーツドッグ用ドッグフード

スポーツをする活動量の多い犬には高エネルギーのドッグフードがおすすめです。

激しい運動の習慣がない犬は、ドッグフード選びにおいてエネルギー量をそれほど重視しません。

しかしアスリート犬など運動量の多い犬は動き回るのに必要なエネルギーを補給し、スタミナをつけて高いパフォーマンスを発揮できるように、エネルギー重視で作られたドッグフードが最適です。

活発に動きながら筋肉量を維持するためには、タンパク質や脂質が多く含まれていることも大切です。

またスポーツをするうえで関節の健康を維持することも重要です。関節サポート成分が配合されているドッグフードを選べば、サプリメントなどを使って補給する必要がありません。

愛犬に安心して与えられるように、原材料が良質で消化に優しいタンパク質になっている商品を選びましょう。新鮮なお肉や魚を使っているものがおすすめです。

 

 

間食用のドッグフード

おやつ、間食用ドッグフードは犬の栄養摂取のために必要不可欠というわけではありません。ご褒美やコミュニケーションの一環として適量を守って与えるとよいでしょう。

おやつを与える目的として、ご褒美やコミュニケーション以外にも補いにくい栄養の補給というものがあげられます。主食だけでは必要な栄養素を十分に摂りきれていない場合や、特に積極的に摂取したい栄養素があるときにはおやつを上手に活用しましょう。

美味しくデンタルケアができるガムや、動物性タンパク質を補給できる安心安全な素材を使ったおやつがおすすめです。危険な添加物が使われていないものを選びましょう。

美味しいおやつを与えると愛犬が喜ぶのでついたくさんあげてしまいそうになりますが、間食の量が多いとカロリー過多になり肥満の原因になるので注意してください。栄養のバランスも崩れてしまい健康のために良くないです。

お気に入りのおやつで満腹になって、栄養バランスの取れた主食をしっかり食べられないなどということのないように気をつけましょう。

原材料が良いドッグフードを選ぶ

ドッグフード選びでは原材料が安心できる良いものを探すことが重要です。ドッグフードのパッケージには原材料が表記されているので、必ず飼い主さんの目で確認してから購入しましょう。

中身が何からできているのかが不明なものを、愛犬に食べさせるのは怖いですよね。危険な原材料は使用されていないか、正直パッケージに書かれた内容を見ただけではよくわからないという場合も多いでしょう。

そのよくわからない原材料の中に、摂取を控えたいものが含まれている可能性は高いです。ドッグフードの主な原料の中で、安全なものとリスクがあるものを把握しておくことが大切です。

また安全のために無添加のドッグフードを選びたいという飼い主さんが多いのではないでしょうか。しかし無添加にこだわらなくても、危険な添加物さえ知っていれば全ての添加物を避ける必要はありません。

原材料の表記をチェックするうえで特に注意して見たいポイントを解説するので、愛犬の健康が食事によって損なわれないように、危険な原材料や添加物が入っていないフードを選びましょう。

パッケージの原材料の表記や商品説明を確認

ドッグフードには原材料や賞味期限、原産国などを表示することがペットフード安全法により義務付けられています。これはドッグフードによる問題発生時に製品や原因を速やかに特定できるようにして、健康被害を防止するための法律です。

パッケージ裏を見ると様々な原材料名が書かれています。原材料の中でも割合の多い順に表記するのがルールなので、一番はじめに記載されている原材料がメインの原材料ということになります。

添加物以外の原材料は肉類、野菜類のように大まかな分類をまとめて表記してもよいことになっていますが、これでは正確な原材料や配合量を知ることができません。

安心して食べられるドッグフードだと確信を持って購入するためには、原材料の表記が詳しいものを十分に確認してその中で最も安全で信頼できると感じられたフードを選ぶのがよいでしょう。

ドッグフードは各メーカーがこだわりを持って原材料を選んでいますが、原材料表記の表現には独自性が強い面もあります。

「肉類」「魚介類」のようにおおまかな分類で表記されているよりも、「ラム」「チキン」「サーモン」のように具体的に表記されている方がそれが健康にとって良いものかどうかを判断しやすいです。

消費者が書かれている内容を理解したうえで、安心して選べるような表記の仕方をしているメーカーは信頼できますよね。信頼できる表記のフードを探してみましょう。

注意したほうが良い原料は?

健康に悪影響を与えるリスクがある化学合成物質は、長期間摂取するべきではありません。化学合成物質が含まれるドッグフードは毎日の主食として選ばないようにしてください。

また原料の中には名前を見てもそれが何かよくわからないものがあります。よくわからない原料は、健康に害を及ぼす危険なものである可能性が高いです。注意すべき原料とその正体を解説します。

1つ目は4Dミートと呼ばれる粗悪な肉類です。4DとはDEAD(死んだ)、DISEASED(病気の)、DYING(死にかけの)、DISABLED(障害がある)の頭文字である4つのDを意味しています。

つまり何らかの病気や障害を持った動物の肉や死んだ動物の肉なので、食用としてふさわしいとはいえません。

フードのパッケージの原材料表記を見ても、4Dミートが含まれていないかどうかはわからないので、4Dミートを使用していないと公表しているメーカーの商品を選ぶのが安全です。

2つ目の注意したい原材料は、副産物ミールです。副産物ミールは人間用に食品を加工した時に出た廃棄物を再利用したものです。肉以外にも動物の骨や内臓、血液を使うことでコストを抑えているので、消化に良くありません。

副産物ミールは栄養も豊富で、食べることで必ずしも健康に害を及ぼすというわけではありません。しかし愛犬にも人間と同じくらい品質が良くて安全なものを食べさせたいという場合には、おすすめできない原材料です。

添加物は全て危険?

添加物は健康に良くないと思われがちですが、保存料や酸化防止剤のようにドッグフードの品質を保持するために必要な添加物もあります。

無添加にこだわりすぎて酸化して品質の悪くなった餌を食べさせる方が、むしろ犬の健康に悪影響があります。

安全性が確かで必要だから使用されている添加物まで、無理に避ける必要はありません。それぞれの添加物が健康に与える影響を知り、危険といわれる添加物はしっかり避けるのが重要です。

特に注意したいのが、発色剤や着色料には発がん性のあるものも存在するという点です。発色剤や着色料は消費者の購買意欲を煽るために使われるもので、実際にフードを食べる犬にとっては特にメリットがない添加物です。

必要のない添加物を多数使っているようなドッグフードは安全ではないのでやめましょう。

人口の添加物ではなくローズマリーなどの天然由来の添加物なら、体内に入れても安全です。

原材料表記にある添加物の安全性を確認するために、わからないものはその都度検索して避けるべきかどうかを判断しましょう。

関連記事:【無添加のドッグフード】選び方は?おすすめの餌は?

穀物を使ったドッグフードは悪い?

ドッグフードにおける穀物とは、麦類や米、トウモロコシのことを指します。穀物の犬への影響として、消化に負担がかかりアレルギーの原因になりやすいということがあげられます。

「穀物は消化できない?」「穀物を使ったドッグフードは粗悪品?」のような疑問を持つ飼い主さんもいることと思いますが、穀物を使ったドッグフードが全て悪いというわけではありません。

原材料の中に穀物が配合された割合が適正なら、アレルギーがない限り適量を食べることに問題はないのでバランスを考慮すれば穀物が含まれたドッグフードを食べても大丈夫です。

ただし穀物アレルギーのある犬や、胃腸が弱くて消化不良を起こしやすい犬は摂取を控えたほうがよいでしょう。

ドッグフードにはグレインフリーやグルテンフリーのものもあるので、穀物アレルギーの犬におすすめです。

グレインフリーとグルテンフリーの違いは、グレインフリーは穀物全般が入っていないという意味で、グルテンフリーは穀物の一種である麦類に含まれる「グルテン」というタンパク質が入っていないという意味です。

グレインの方が大きなくくりを意味する表現で、グレインフリーのドッグフードは自然とグルテンフリーでもあります。

ドッグフードに含まれる穀物のアレルギーが原因で体調が整わないという犬も少なくないので、愛犬のアレルギーが疑わしい場合は一度グレインフリーやグルテンフリーのフードを与えてみてはいかがでしょう。

食いつきがいいドッグフードを選ぶ

安心安全なドッグフードを選んでも、愛犬の食いつきが悪ければ毎日の栄養源として与え続けることは難しくなってしまいます。

安全性だけでなく、犬が美味しく食べてくれる嗜好性の高さも考慮してドッグフードを探すことが大切です。

タンパク質には犬の食いつきをよくする成分が含まれているので、タンパク質が豊富なドッグフードがおすすめです。

また犬は匂いで食べ物の美味しさを感じる動物なので、香りが強いフードの方が食欲をそそります。

またインターネットで簡単に商品の評判を調べられる現代において、ドッグフード選びでネット上の情報を利用しないのはもったいないです。実際にドッグフードを愛犬に与えている飼い主さんたちの評価や評判をチェックして参考にしましょう。

評価や評判がどれほど良くても全ての犬が絶対食べるとは限りませんが、多くの犬に好まれる嗜好性の高いフードを試してみる価値はあるでしょう。

ドッグフードの口コミを見て食いつきのいいものを

ドッグフード選びの際には、ぜひTwitterなどのSNSやブログなどで口コミ評価を確認して参考にしましょう。

その商品を購入し愛犬に与えたことがある飼い主さんたちからの評判や評価なので、実際にドッグフードを食べた犬の食いつきがどの程度だったのかを知ることができます。

ある犬にとってはいくらでも食べたいほど好みのフードでも、他の犬にとってはそうでもないというケースもありますが、大多数の犬が喜んで食べるフードならある程度の美味しさは期待できるでしょう。

愛犬が好むかどうかは実際に一度食べさせてみなければわからないので、気になった商品を小袋で買って試しに与えてみるのもおすすめです。食いつきのいいフードに出会えるまでいくつかの商品を試してみましょう。

注意したいのは食いつきがいいと人気のドッグフードでも安全とは限らないので、商品の評価が高いものの中から原材料を確認して安全なものを選び取る必要があるという点です。

嗜好性を高めるために危険な添加物や体に悪い油脂を入れて作られたドッグフードもあるので、口コミで評価の高い商品でも原材料の表記を飼い主さんの目で確認してから購入しましょう。

犬好みの匂いが強いものを

犬は味覚よりの嗅覚で食べ物の美味しさを判断する動物です。人間も料理の匂いを嗅いで食欲がわくことは多いですが、嗅覚が優れている犬は人間以上に匂いで食欲が左右されます。

いい匂いがする餌は食欲をそそり食いつきが良くなる傾向がありますが、逆に無臭の餌だと美味しそうに感じないので食べたいという気持ちがわいてこない場合も多いです。

愛犬の食いつきを良くするためには、匂いが強いドッグフードを選びましょう。もちろん犬にも美味しそうに感じる匂いとそうではない匂いがあり、匂いの好みで食べるかどうかを判断しています。

色々なドッグフードを試してみて、匂いが愛犬の好みに合うものを見つけてあげてください。

もしも今まで美味しそうに食べていたフードの食いつきが悪くなった時は、フードが古くなって酸化したことが原因で匂いが変わってしまっている可能性があります。開封してから期間が経ちすぎていないか確認してみましょう。

おいしさの元になるタンパク質の種類が多いもの

犬が美味しいと感じる基準は、旨味成分であるアミノ酸が含まれているかどうかです。犬はアミノ酸の旨味を強く感じるので、アミノ酸を豊富に含む動物性タンパク質を好みます。

動物性タンパク質は犬の体質にも合っていて、消化の負担も少ないのでドッグフードの原料として最適です。

第一主原料がチキンやビーフ、ラム、サーモンなどの動物性タンパク質になっている商品を選びましょう。もしくは全体の50%以上が動物性タンパク質で作られているものがおすすめです。

もちろんタンパク質源として粗悪な肉類ではなく、新鮮な肉や魚介を使っていることを確認するのも忘れないでください。

タンパク質の中でも大豆のような植物性タンパク質は、食いつきをよくするという観点でも消化への優しさという観点でも主原料としてはあまりおすすめできません。

関連記事:【魚系のドッグフード】おすすめは?魚ベースドッグフードランキング

価格やコスパがいいドッグフードを選ぶ

ドッグフード選びは価格も重要です。愛犬に高品質なドッグフードを食べさせたくて価格の高い商品を選んでも、金銭的な負担が大きいと継続して与えることが難しくなってしまいます。

家計への負荷がかかりすぎず、継続して購入できる価格帯の中から良質なものを探すことが大切です。

コスパがいいドッグフードとは、安いけど安全で良質なものという意味です。安く買えるというメリットがあっても、犬の健康維持に役立たないドッグフードならコスパがいいとはいえません。

ドッグフードは商品によって様々な容量で販売されていますし、小型犬と大型犬では1日に食べる量もずいぶん違ってくるので、1袋の値段ではなく1日あたいの値段を考慮してコスパがいいかどうかを判断しましょう。

特に餌の消費量が多くなりがちな大型犬の飼い主さんは、「高級なフードこそ良質で安全」という考えにこだわりすぎると経済的負担が大きくなってしまいます。負担になりすぎない範囲内で良質で安全なものを選ぶように気をつけましょう。

またコスパが良さそうと思って大容量を購入しても、消費期限内に食べ切れなければ処分することになり結局は無駄になってしまいます。愛犬に合った容量と価格の商品を選んでください。

おすすめの安全なドッグフードについて

近年のドッグフード売り場は、さまざまなメーカーや種類のドッグフードが充実しています。

大切な家族の一員である愛犬のドッグフードは、より安全・安心なものを選びたい飼い主さんは多いのではないでしょうか。

しかし、実際には日本で販売されているドッグフードの多くに危険なものはなく、安心して与えることができます。

そのため、安全性でドッグフードを選ぶよりも年齢や体格、足りない栄養素を補うといった目的別で選ぶことがおすすめです。

 

国産ドッグフードのおすすめについて

人間の食材を購入する際の選ぶ基準に、原産地を目安にするという方は多いのではないでしょうか。

そのため、愛犬のドッグフードも海外産より安心しやすい国産を選ぶ飼い主さんは多いと思います。

しかし実際は人間の食材とは異なり、ドッグフードの国産は海外産に比べて安全性が低いです。

その理由としては、日本がペット先進国と比べてペットフードの安全を守る仕組みが万全ではなく、ドッグフードや犬用おやつは法律的には食品として扱われていない点が挙げられます。

そのため、購入を考えているドッグフードのパッケージ表示から必要以上の添加物が入っていないか、愛犬の体質や体格に合っているのか確認した上で選ぶようにしましょう。

 

 

大型犬用ドッグフードのおすすめ

大型犬用のドッグフードを選ぶ際には、栄養バランスに加えて一度に食べるドッグフードも多くなることから、コストパフォーマンスも考えた方が良いです。

そのため、ある程度栄養バランスが良く、食物繊維を豊富に含んだドッグフードを選ぶと、少量でも腸内で膨らみ、満腹感・腹持ちが良くておすすめです。

関連記事:【大型犬用ドッグフード】おすすめは?コスパの良い餌はこれ!

 

 

 

 

 

ドッグフードはウェットとドライ、どちらがいい?

ドッグフードは大きく分けると、ウエットフードとドライフードに分けることができます。さらに、細かく分けると4種類に分けられます。

それぞれのドッグフードには以下のようなメリット・デメリットがあります。愛犬の年齢や状況に合わせて使い分けることが望ましいです。

〈ドライフードのメリット・デメリット〉
・メリット:水分量が10%程度のため、常温で比較的長期間保存が可能
・デメリット:ドライフード自体が硬くて、歯が悪い・シニア犬には食べにくい

〈ソフトドライフードのメリット・デメリット〉
・メリット:発泡処理により、ドライフードよりも柔らかいことから歯が悪い・シニア犬でも食べやすい
・デメリット:ドライフードに比べると、品質を保って保存できる期間が短い

〈セミモイストフード〉
・メリット:柔らかくて、常温保存が可能
・デメリット:ドライフードに比べると、歯に付きやすくて歯周病になりやすい

〈ウエットフード〉
・メリット:水分が75%程度含んでいるため、水分と栄養の両方を同時に摂取することができる。また香りが良くて食欲促進効果がある
・デメリット:水分が多いため、腐敗しやすく保存が効かない。歯につきやすい