【チワワの餌の量】子犬・成犬・老犬ごとの回数について解説

【チワワの給餌量】チワワの餌の量は何グラム?

チワワ 餌の量

チワワは、世界最小の犬種として知られており、日本でも人気の高い犬種です。

小さくてかわいい見かけからは想像しにくいですが、実は、チワワは食欲旺盛で、食べる物に対しての執着が強い犬種だといわれています。そのうえ、太りやすい体質だともいわれています。

しかし、現実には、小型犬にありがちな偏食や食の細いチワワも多く、愛犬の食事に悩みを持つ飼い主さんもたくさんおられるようです。

犬の健康を維持するためには、毎日、適切な量の食事を摂ることが基本です。では、チワワの1日の餌の量は、どれくらいが適切なのでしょうか?

ドッグフードには、パッケージに、犬の年齢と体重から割り出した1日の給餌量が記載されています。しかし、それらは、あくまで目安でしかありません。

その理由は、メーカーが推奨する給餌量が、理想的な体型で適正体重である犬を想定して割り出したものであり、肥満気味の犬や痩せ気味の犬、避妊や去勢をしている犬など、体質や生活環境がそれぞれ違うすべての犬にあてはまるとはいいきれないからです。

ドッグフードによってカロリーが違うので、正確に犬の適切な給餌量を知るには、それぞれの犬が1日に必要とするカロリー(エネルギー量)をもとに、ドッグフードのカロリーから割り出す必要があります。

とはいえ、基本的には、パッケージに記載してある量を大まかな目安としながら、愛犬の体質や日々の生活状況をよく観察し、それぞれの犬に合わせたフードの量を割り出していくこと大切です。

チワワの餌の量は計算でも出せる

1日に必要な餌の量は、計算でも割り出すことができます。しかし、その計算方法はさまざまで、一概にどれが正しいとは言い切れないようです。

その中でも、一番簡単な方法は、体重を40で割るというものです。

健康で標準的体型の成犬の場合、1日に必要な餌の量は体重の約0.25%(40分の1)といわれていますので、「体重(g)÷40」が1日に必要な餌の量ということです。

計算で算出するときの注意点は、体重は「kg」で表したものを使用するのではなく「g」で表したものを使用するという点です。間違えないようにしましょう。

【例】2kgの子犬の場合
・2000(g)÷40=50(g)
体重2kgの子犬の場合の1日の必要給餌量は、約50gとなります。
【例】4kgの成犬の場合
・4000(g)÷40=100(g)
体重4kgの成犬の場合の1日の必要給餌量は、約100gとなります。

しかし、これはあくまで目安であって、犬の年齢(月齢)、体調、運動量、避妊・去勢の有無などによって変わってきます。

よって、パッケージに記載されている給餌量と、体重から割り出した餌の量を参考に、それぞれの犬の様子を観察しながら調節していくことが大切です。

チワワの餌の量だけでなくカロリーにも注目

体重 カロリー量
1kg 112
2kg 189
3kg 256
4kg 317
5kg 374
6kg 429
7kg 482
8kg 533
9kg 582
10kg 630

動物の日々の生活は、食事から摂取するエネルギー(カロリー)に支えられています。食事で得たエネルギーは生活することで消費されますが、余ったものは、体内に脂肪として蓄積されていきます。

エネルギー消費のバランスが崩れ、蓄積される量が消費される量を上回ってしまった状態が「肥満」です。

肥満は、さまざまな病気の原因になることがわかっており、チワワがなりやすいといわれるヒザの関節が外れる膝蓋骨脱臼や心臓の病気、呼吸器の病気などにも大きく関わっています。

病気を発症しなかった場合でも、肥満の犬の寿命は、適正体重の犬と比べてかなり短くなることがわかっています。よって、チワワの食事については、給餌量に注意するとともに、カロリー(エネルギー量)にも気を配る必要があります。

犬が、1日に消費するカロリーは、計算で求めることができ、「√(ルート)」の付いた電卓があれば簡単に導き出すことができます。

計算方法は、次のとおりです。

  1. 犬の体重(現在の体重:kg)を3回かける → 体重(kg)×体重(kg)×体重(kg)
  2. 「①」で出た答えに「√」ボタンを2回押す
  3. 「②」で出た答えに、70をかける → ②×70
  4. 「③」で出た答えに「活動係数」をかける → ③×「活動係数」=1日のカロリー消費量

「④」で使用した「活動係数」とは、1日のエネルギー消費量を計算するときに考慮する条件のことで、年齢(月齢)、避妊・去勢の有無、肥満気味、などによりそれぞれの数値が決められています。

主な活動係数は、以下のとおりで、表の右側の数字が活動係数です。選べる活動係数は1つだけで、複数の活動係数を選ぶことはできません。

犬の活動状況 活動係数
4カ月未満 3
4~9カ月 2.5
10~12カ月 2
成犬(運動量少なめ) 2
成犬(適度な運動量) 3
成犬(運動量多め) 4.8
成犬(避妊・去勢していない) 1.4~1.8
成犬(避妊・去勢している) 1.6
シニア犬(避妊・去勢していない) 1.4
シニア犬(避妊・去勢している) 1.2
肥満気味の犬 1.2~1.4
ダイエット中 1
痩せ気味の犬 1.2~1.8
妊娠している犬(妊娠前半) 1.8
妊娠している犬(妊娠後半) 3
授乳時(子犬の数による) 4~8

ドッグフードのパッケージには、100gあたりのカロリー量が記載されていますので、上記で算出した1日のカロリー消費量をもとに、1日に必要な餌の量を割り出すことができます。

犬の1日の消費カロリーを知り1日の給餌量を調節することで、肥満気味の犬のダイエットにも役立てることができます。

注意しなければならないのは、1日の消費カロリーを補うのは主に食事からですが、おやつや間食にもカロリーがあるという点です。
おやつや間食から得た分のカロリーは、必ず食事から得たカロリーより差し引いて考えなければなりません。

【チワワの給餌量】チワワ(子犬)の餌の量や回数

チワワ 餌の量

年齢 餌の量(g) 餌の回数
生後2ヶ月~3ヶ月 70 4~5
生後4ヶ月~5ヶ月 80 3~5
生後6ヶ月~7ヶ月 100 3~4
生後8ヶ月~9ヶ月 90 2~3
生後10ヶ月~12ヶ月 80 2

チワワの子犬期の特徴は、他の犬種とは少し違い、子犬といわれる時期が約10ヶ月頃までだという点です。普通、犬は生後1年前後で成犬になるといわれています。

さらに、大型犬の場合は1才6ヵ月前後で成犬になるといわれていますので、チワワは他の犬種より、子犬の時期が少し短いようです。

この時期は、生涯をとおしての健康に大きく関わる大切な時期ですので、食事には充分に気を配る必要があります。

とくに、生後3ヵ月くらいまでは、空腹、冷え、運動のしすぎなどにより「低血糖症」をおこしやすい時期ですので注意が必要です。

低血糖症は、呼吸困難やけいれんを引き起こし、最悪の場合死に至ることもありますので、規則正しく食事の時間を守り、しっかりと栄養を摂らせることはたいへん重要です。

子犬に栄養が足りているかどうかを見極めるポイントは、確実に体重が増えているかを見ることです。毎日、子犬の体重を量りながら、少しずつ増えて適正体重になっているかどうかを確認します。

標準的な大きさのチワワの場合は、2ヵ月から8~9ヵ月くらいまでの間は、月におよそ200gずつの割合で体重が増えていきますが、個体差がありますので、増える量はそれぞれの犬により上下します。

体重が増えていれば問題ありませんが、もし、体重が減っている場合は、子犬の排便の様子や、体調を観察しながら、食事の量や頻度を増やすなどの調節をすることが必要です。

離乳食は、子犬に歯が生え始める生後3週間くらいから与え始めます。

離乳当初は、まだ消化器官が充分に発達していませんので、1度に与えるのではなく、1日分(約70g)を4~5回に分けて、カロリーが高く、できるだけ柔らかで消化のよいものを与えます。

ドライフードを与える場合は、お湯やミルクで充分にふやかしたものを与えるようにします。

4~6カ月頃からは、水分を少しずつ減らして、徐々に固いものを与えるようにし、8~9ヵ月頃には、あごの骨や歯茎を鍛えるためにも、ふやかさずに固いフードをそのまま与えます。

与える量の注意点は、4~5ヵ月で約80g、6~7ヵ月で約100gとかなり多くなりますが、この時期を過ぎると、8~9ヵ月で約90gとなり、成犬時の給餌量にだんだん近付き減っていくという点です。

与える回数も、4~5ヵ月では3~5回、6~7ヵ月で3~4回、8~9ヵ月で2~3回くらいに、少しずつ減らしていきます。

子犬は、生まれてから1年の間に急速に成長します。

成長期のこの時期は、骨や筋肉などが作られる大切な時期ですので、タンパク質やカルシウムなど、成長に必要な栄養素がたっぷりと含まれた、栄養価の高いものを与えることが必要です。

チワワは個体差が大きいので、犬の様子をしっかりと観察し、それぞれの犬に合った与え方をすることが大切です。

【チワワの給餌量】チワワ(成犬)の餌の量や回数

チワワ 餌の量

年齢 餌の量(g) 餌の回数
1~10 70~120 2

成犬期の食生活は、今後の健康に大きく関わるだけではありません。この時期に、しっかりと栄養管理をしていないと、加齢を早めることにもつながりかねません。

先述しましたが、チワワは、意外に太りやすい犬種です。肥満は、さまざまな病気の原因になりますので、しっかりと食事の管理をしなければなりません。

成犬期のチワワの食事回数は1~2回、与える量は約70~120gが一般的です。しかし、これはあくまでも目安であって、実際には、それぞれの犬の状態によって変わります。

たとえば、よく動くチワワなら目安となる餌の量では少なすぎますし、肥満気味の犬にとっては多すぎるといえます。さらに、避妊・去勢した犬には目安の量では多すぎますし、出産後や授乳中の犬であれば少なすぎるといえるでしょう。

適切な給餌量を知るには、まず、犬の体型を把握することがポイントです。犬の体を軽く触ってみると、犬の体型がわかります。

肋骨や背骨など骨の感触があれば、犬に適切な体つきであるといえますので、そのときの体重が、その犬の適正体重です。逆に力を入れないと骨に触れないようであれば、肥満体型であるといえますので、食事の量や頻度を検討し直す必要があります。

体の小さなチワワは、ほんの少しの餌の増減でも体型に影響しますので、細かくていねいに量の調節をすることが大切です。

適切な給餌量は、ドッグフードのパッケージに記載されている量や、計算により割り出された量だけで決めるのではなく、愛犬をよく観察して、その様子から判断することが大切です。

さらに、食事の量やカロリーに注意することはもちろんですが、おやつや間食にも注意を払いましょう。

肥満の原因で一番多いのは、おやつや間食の摂りすぎだといわれています。うるうるとかわいい目で見上げるチワワにだまされてはいけません。

愛犬の健康を守るために、心を鬼にして、しっかりとおやつや間食の管理をしましょう。

【チワワの給餌量】チワワ(老犬)の食事量や回数

チワワ 餌の量

年齢 餌の量(g) 餌の回数
10~ 50~100 2~3

犬も7才頃を過ぎると、そろそろ老齢期に入ってきます。チワワは個体差が大きい犬種ですので、7~10才くらいにかけてと、老齢期を迎える時期には幅があるようです。

老齢期の特徴としては、運動量が減る、内臓の働きが衰える、目耳鼻などの感覚の衰え、歯が弱る、などが挙げられ、若い頃と同じ生活を送ることが難しくなってきます。

さらに、運動量が減ることにより代謝が低下しますので、犬にとって、一番太りやすい時期でもあります。

反対に、嗅覚の衰えや歯が弱ることで食に対する興味を失うこともあり、その結果、食欲が低下し痩せてしまう場合もありますので、老犬の食事の管理には、これまで以上に気を配る必要があります。

老齢期の餌の量の注意点は、まず、多く与え過ぎないということです。

運動量が減った分、代謝の量も減りますので、これまでと同じ餌の量では、カロリーの摂り過ぎになり、肥満の原因になってしまいます。それぞれの犬に適切な量を与えるように注意しましょう。

与え方の注意点としては、胃腸の働きが衰えていますので、カロリーの低い老犬用のフードや、エネルギー効率がよく消化に良いフードを、少量ずつ数回に分けて与えることが大切です。

さらに、食欲が低下しているような場合は、好きな物をトッピングする、好きな匂いを付ける、などの工夫をすることも必要です。

食の細い老犬には、子犬の時期と同様に、まず食べてもらうことを最優先に考えることがポイントです。

【チワワの給餌量】チワワの餌の量と回数まとめ

チワワ 餌の量

チワワは、見かけとは違い、太りやすい犬種です。肥満は、さまざまな病気の原因となりますので、食事の量や内容、与える頻度などの管理をしっかりとして、肥満にならないように注意することが大切です。

犬には、ライフステージに合った適切な食事のしかたがあり、幼犬期(子犬期)、成犬期、老齢期と、それぞれの時期に合わせて食生活を変えていくことは、犬の健康を守る第一歩です。

また、おやつや間食は、最も肥満の原因になりやすいといわれていますので、まったく与えてはいけないということではありませんが、量や与える頻度をよく考えて「ほどほどに」を守ることが、愛犬の健康を維持することにつながることを覚えておきましょう。

チワワには、偏食や食が細い、また、それとは反対に、食欲旺盛で食べ過ぎてしまうと、さまざまなタイプの子がおり、食事の管理が難しいと感じる場合が多いことでしょう。

しかし、大切な愛犬の健康を守るのは、飼い主さんの役目です。愛犬のことを一番よく理解しているのは、いつも側で見守っている飼い主さんですので、いろいろな情報を参考にしながら、最終的には、飼い主さんの判断で、愛犬のための食事の管理をしてあげることが大切です。

愛犬の様子をよく観察し、それぞれの犬に合わせた食事の管理をしながら、愛犬に健康で楽しい毎日を送らせてあげられるように頑張りましょう。

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